Mt. Holyoke Day

日本語の学生にインタビューを受ける

リッチな気分でブレックファーストを食べ、9時に10人乗りのマントホルヨークバンに18人搭乗してかなえの大学へ。日本語2年生の授業に参加。個々に分かれ、質問を受ける。まだ2年しか、日本語を勉強していないのに、読み書きはもちろん、日本語もぺらぺらで、6年間以上の英語教育を受けている我が大学生達は、唖然。質問の内容も、「引きこもり」「地球温暖化が米の味に与える影響」などディープ。「少子化問題」では、倖田來未の「35歳を越えたら羊水が腐っちゃう」失言事件も知っており、こちらはその事実どころか、羊水が何かも知らない輩(かすみ)もいて、面目丸つぶれ。ランチタイムは、日本語1年生クラスも混ざって、それぞれ自己紹介。ダラは「ミス・ユニバース」というガセネタを入れる。なかなかの盛り上がり。その後、小グループに別れ、キャンパスツアー。お茶室や寮などを見て回る。広い土地と伝統を感じさせる重厚な建物に感動。
2時から、Athletic DepartmentのDirector日本で言えば、体育学部と運動部組織をあわせた組織のトップであるLaurie Priest教授が、現存するアメリカで一番古い女子大であるMt. Holyoke Collegeの歴史を兼ねて、アメリカ女子スポーツの歩みを話してくれた。なんでもLaurieが高校生だった1930年代には女子がスポーツをするという観念がなく、大学に入ってやっとスポーツができたという。1970年代初頭に定められたTITLE IX(タイトル・ナイン)という男女教育機会均等法は、男女平等にスポーツの機会を保証しなくてはならず、そのおかげで女子のスポーツ、特にサッカーは盛んになったという。Laurieが大学になってスポーツができるようになったのもその法律のおかげ。だから、彼女はその法律をアメリカ全土に広めることに尽力し、2008年スポーツ界に貢献した100人に選ばれた。タイガー・ウッズもその一人だったというから、すごい名誉な賞だということがわかる。その他に皆が感じたことは、「とにかく大学にお金がある。今15億円をかけて大学のスポーツ施設の改装工事をしていて、半年後には、大きなフィットネスセンターができるらしい。その額にびっくり。皆、興味深く聞き入り(大学の講義同様多少居眠りしていた奴もいたが←カニ)、いい質問が飛び交って、Laurieも喜んでくれた。「女子スポーツ」という大きなくくりで考えるいいきっかけにはなった。
休憩後、17時半からトレーニング。その前に待合室で、ボールを使った簡単なウォーミングアップをちはるヘッドコーチが行う。二人で背中にボール1個をはさんで立ち、座って一度お尻をつき立ち上がる競争やボール渡しの競争は、しーみーみ組がダントツ!運動神経と知恵の高さをみせつけた。ふぉッふぉっふぉッ!!最後のストレッチ、カエルがつぶれたような状態から始まったのだが、身体を前に伸ばした後、「ハイ、元の体勢にもどして〜」という指示。それがまた苦しいカエルつぶれ姿勢だと思い、「え〜どうするの?」と聞きながらその姿勢に戻したら、爆笑を買った。皆は身体を起こしていた。おかしい。十分以上(私にとっては)に身体を温めていざフィールドへ。ボールを持ったら、顔を上げてなるべく遠くの前を見ると言うことをテーマに、ちはるヘッドコーチが指導。多少の混乱はあったが、何とか前を見る意識やサポートの意識に改善が見られた。フィジカル的にもちょっときつめでよかったかな。
帰りに日本食レストランで夕食。それぞれのテーブルでオーダー。私たちの机は、みーみのナイスチョイスにより、ちょうどいい量で一人6-7ドル。おすすめは、Shrimp with Lobstar sauseです。海老嫌いのちひろ、さわを横目に、やま、カニ、さゆり、私で完食。ダラたちは、お弁当の中身を争奪して、ひもじい思いもしたようだ。かなえたちは鍋焼うどんを食べていた。うまかった。安かった。
ひかりがカムバック。