ひかりの近況報告です。

ジョージアにあるClayton State University の大学院を2019年に卒業し、今はカイロプラクティッククリニックに勤務しているひかりです!

 

住んでる州も、勤務地も前回2020年に書いた時と変わりませんが、1つ大きく変わったことといえば、ビザステータスです。

ブリッジの選手の中で、H1Bを取得してアメリカで勤務してる人は、そんなにいないですし、これからアメリカでの就職を希望している方もいるかと思うので、ビザを取得した流れを紹介したいと思います。

 

私は去年の10月までは、OPT (Optional Practical Training)を使って勤務していました。このOPTというのは学生ビザで修学している学生が、専攻した分野と関連のある職種で企業研修を行えるプログラムです。ただし、OPTの期間は最長1年間となります。OPTが切れた後は違うビザに切り替えない限り、帰国することになります。

 

私はこのOPT期間が終了したあともアメリカに残って働きたかったので、H1Bビザという就労ビザをアプライすることにしました。

このH1Bビザを取るのには3つの条件があります。

 

①スポンサーになってくれる企業を見つけること、

②その職務が求める特定分野の学士、あるいはそれ以上の資格があること、

②その職務に適格であること、

 

ただこれらの条件が有ればビザの申請が認可されるわけではありません。H1Bビザの発給数には制限があるため(65,000件)、無作為の抽選が行われます。この抽選に通った後は、移民局で厳しい審査が行われ、審査にパスして初めてビザが降ります。

 

私は去年3月に32%の確率しか通らない抽選をパスすることができたので、5月に書類等を弁護士と一緒に用意し、移民局に提出しました。基本的にはファイリングが終われば結果を待つだけなのですが、9月に移民局から追加書類を要求されたので、慌ててまた弁護士と書類を作って提出し、ファイリングから6ヶ月経った10月にやっと結果が届きました。

 

この時期はトランプ前大統領が移民を厳しく規制していたので、外国人の私がビザを取るのはかなり厳しいものだったと思います(しかも私のワークヒストリーに移民局に引っかかる要素がありました。)そんなご時世の中、ビザが取れたのは奇跡だったと思います!

2016年にアメリカに来てからなかなか運の悪いことが続いてばかりでしたが、やっと運を掴みました!

 

そう思うと、こっちに来て2本も歯を抜くことになったのも、2回の車の追突事故を起こしたことも、そのせいで保険代が月$500に上がったことも、誕生日にもらった花の花瓶を倒してMacBookを水没させたことも(全てわたしの落ち度です笑)、まあ、しょうかないか、と開き直れました笑

 

ということで、私はあと最低でも5年はこっちで働くと思うので、このビザ取得に協力してくれた方々への感謝の気持ちを忘れず、毎日パワフルに生きていきたいと思います!

 

 

長くなりましたが、読んでくださったみなさん、ありがとうございます!

どなたかの参考にでもなれば幸いです!

 

 

ひかり

f:id:girlsoccer:20211130223722j:plain

f:id:girlsoccer:20211130223723j:plain