ひかりの感想文です!

こんにちは!

今月頭にClayton State Universityの大学院を卒業したひかりです。このセメスターと、留学生活を終えての感想をまとめたので、とても長くなってしましましたが、しゃーない!読んでやってもいいよ!という心の優しい方に読んでいただければ、と思います(笑)。

 

このセメスターもラストセメスターに続き、私の目標である『人生初の〇〇を増やす』という目標をいくつか達成することができました。まずひとつは、大学内でバイトをした、ということです。最初の1年間は時間の余裕も心の余裕もなかったので、バイトをするという選択肢は全くなく、また、少し余裕のできたラストセメスターでは、面接に落ちるという結果で、これまでバイトにつくことができませんでした。しかし、このセメスターは運も良く、Center For Academic Successというチュータリングセンターのフロントデスクとして働くことができました。仕事内容は主に生徒からの質問への回答、電話対応、アポイントメントレポート作成などで、そんなに難しい内容ではありませんでしたが、私にとっては毎日が学びでした。特に電話対応に関しては、日本語でも電話嫌いの私が英語でできるのかととても心配していましたが、幸い私のボスがとても優しく親切な方で、手順や、対応の仕方など丁寧に教えてくださり、セメスター終盤には一人で対応することができるようになりました(それでも電話の呼び出し音を聞くといまだに身構えます。笑)。

 

もうひとつは、病院でインターンシップをしたことです。私のインターンシップ先の病院は、保険に加入していないClayton Countyに住んでいる人たちに無料でヘルスケアを提供するところでした。私の専攻がHealth Administrationといって、病院のマネジメント方法について学ぶものなので、このインターンシップでは、職員と一緒にただ働くのではなく、ここの病院にはどんな問題点があるのかを分析し、改善方法を模索する、というのが私の課題でした。そこで私は、この病院のNo Show率(キャンセルの連絡なしに予約日に現れなかった患者さんの割合)に焦点をあてました。去年5月から今年の3月の98日間のNo Show率を調べこの数値をどうやったら減少させられるか、についての改善方法をまとめ、セメスターの終わりに私のメジャーの教授たち、そして病院の役員の方々にむけての2回のプレゼンテーションを行いました。クラスのプレゼントとは違って、カンファレンスルームでの教授たちに向けたガチガチのプレゼンだったので非常に緊張しましたが、この日に向けてしっかり準備していたおかげで無事合格をもらい、さらには教授たちに素晴らしいプレゼンだった、と褒めてもらいました。このセメスターは、インターン、クラス、バイトと忙しいセメスターでしたが、最後はオールAをとることもでき、なかなか良い人生最後の学生生活を締めくくることができたのではないかと思います。

 

この留学生活2年間を振り返ると、日本ではできなかった体験(良くも悪くも)をたくさん得て人間として大きく成長できた2年間であり、そしてたくさんの人に助けてもらった2年間だったのではないかと思います。初めてクラスに参加したときの絶望感、クラスのディスカッションで発言できない悔しさ、毎日課題図書やペーパーに追われるストレスなど、苦い経験をたくさんし、決して楽しかった2年間、とは言えませんが、課題を手伝ってくれる友人、なんでも私に聞きに来なさい、と手厚くサポートしてくれるアドバイザー(教授)、英語文法チェックを快くしてくれるチームメイトなど、素敵な人たちに出会えることができたのは、私にとって大きな財産です。また、英語もままならなかった私が(今もですが笑)ここアメリカで修士を取得できたのは自信にも繋がりました。修士を取得できたことに自信を持ち、そして、この修士取得するにあたってサポートしてくれた方々への感謝の気持ちを忘れず、また新しい道を恐れずにどんどん切り開いていきたいと思います!

 

長くなりましたが、最後に、留学をするにあたってサポートし続けてくださったおばばさん、かなぴーさんには言葉では表せないほど感謝の気持ちでいっぱいです。お二人のサポートがなかったら、この留学は成り立ちませんでした。本当にありがとうござました。お二人にまた良いご報告ができるよう、これからも日々精進します!

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