野田直美 - 留学2年目

AICに所属している野田直美です。今学期は留学2年目ということで、どんな風に自分自身の成長を感じることができるのか期待がありました。今学期を振り返って、一年目の自分と二年目の自分を比較して成長できたこと、変化していない、まだまだ修正が必要なことに気づき、実感できたことが今学期の大きな収穫になったと思います。また今年から大学院での授業がスタートして、サッカーとの両立は去年よりハードだったなあというのが率直な感想です。

まず初めに感じた大きな変化は、チーム内で新しく入ってきたチームメイトのサポート役に回ったり、周囲から何かを頼まれたりするようになったことです。去年の英語がわからずただ笑って対応していただけの自分よりも、大きな違いになった部分だと思いました。

大学院での授業においては、シーズン中の時間の限られた中で、Undergraduateにいた去年に比べ、大量の課題をこなさなくてはならなかったことが最も大変だったと感じます。私の大学院でのプログラムは授業がすべてナイトクラス(夜の授業)で、度々試合と授業の日程が重なってしまい、思うように授業に出ることができなく、更に、1回に3時間の授業だったので、授業外での課題に加え、クラスメイトからの遅れを取り戻すことでサッカー以外の時間ほとんど全てを勉強のことに費やさなくてはならなかったことです。プログラムのディレクターは英語に不安のある中で授業を頻繁に欠席することを好まなかった際、コーチに1本の電話をダイレクターにかけてもらったり、教授が仲介してもらったりしたことで、後のやりやすさが変わったこと。サッカーの試合が理由でクラスを欠席したことで成績が低くついたことも、教授やダイレクターと話し合ってみると、基準通りにしてもらえたりと、コミュニケーションの大切さを実感しました。

サッカーは他国から上手な選手が加わり、更にインターナショナル化した面白さや、そのことでチームが強化されて、学校初のFinal Fourにまで進み、チームとしてはすごく良いシーズンになり、貴重な経験をさせてもらえたことに感謝です。個人的には昨シーズンとあまり変われなかった部分を受け止めて、最後になる来シーズンに少しでも成長して、これまで本当にお世話になっている監督やコーチ、チームメイト、学校に何かしらの恩返しができたらいいなと思います。また、NCAAというアメリカの大学体育協会の大きさや、日本の大学スポーツに比べたアメリカの大学スポーツの発達した部分などを身を以て体験できたことは、今後私自身がどこかで日本に還元していけたらいいなと思いました。

二年目もたくさんの支えてくれた仲間・家族・人々に感謝です!(^^)