友近萌美 - 留学2年目

こんにちは、今年で留学2年目、2年生になりました友近萌美です。
AIC(American International College)で心理学を専攻しながら大学のサッカーチームでプレーしています。
去年も時間が飛ぶように過ぎてしまいましたが、今年はそれ以上にあっという間に過ぎてしまいました。この4ヶ月は正直サッカー面でも学校面でもしんどかったです。それでも終わって今思うことは、大変だったけど成長した部分もあるし、もっと成長できるきっかけも得られたので今回の経験には感謝しています。

今年のAICはマジカルイヤーと言われるくらいフィーバーして、AICのサッカーチーム史上初となる全米チャンピオンシップに出場を決め、結果全米4位という成績で終わりました。ここまでの結果を出すことが出来たのは良い選手が揃っていたこと、シーズンを通してチームが1つにまとまっていたこともありますが、運にも恵まれていたと思います。事実、監督は息子さん(マックス)の病気の症状が重かったため、今シーズンは監督を務められないと言っていたほどで、シーズン中も病院に緊急でかかるなど大変な場面が何度もありました。でも、マックスはそれらの危機を乗り越えて、シーズン終盤には練習に監督と来たり外を走り回ったりなど、見違えるくらい元気になりました。もしマックスの症状がもっと悪かったら、病気を乗り越えられなかったら、監督は今シーズン指揮をとらなかったかもしれないし、チームは全く違うものになっていたかもしれません。監督がチームに残ってくれたこと、小さなマックスが病気と戦っていることはチームの大きなモチベーションになりましたし、私はマックスの頑張りがAICにグッドラックを運んでくれた気がします。

さて、先に触れたように全米チャンピオンシップ進出ということで12月の初めにジョージアに行ってきたのですが、大会期間中は周辺地域の小学校にボランティアとして行って子供たちと触れあったり、バンクウェットというチャンピオンシップ出場の全チームが集まってディナーを一緒に食べたりと、色々な経験をしました。小学校ではいくつかレクリエーションが終わった後、チームは全米大会出場のチームとして紹介され、スチューデントアスリートとしては勉強とスポーツを両立するプロとして紹介され、最後には子供たちにサインをして終わりました。こっちではアスリートスチューデントは子供たちの将来の目標の1つでもあるらしいです。今回の遠征を通して改めて私が強く感じたことは、アメリカのプロフェッショナリズムの意識は子供の頃から徹底されていて、プレーヤーに対する環境も整っているということでした。肝心の個人的なシーズンの報告は、やっぱり悩みました。特にシーズン後期は自身のパフォーマンスの質や体調管理、他のプレーヤーとうまくいかなかったりと、丸々悩みっぱなしでした。特に今シーズンは長かったので、体力的にも精神的にも疲れがなかなかとれませんでした。

勉強面では毎回苦労してますが、特に今学期は冗談にならないくらい大変でした。クラスは計5クラス、試験の頻度は1教科につき3週間に1度くらいのペースだったんですが、課題の量や内容が全学期の2倍以上に増えたため、結果的に試験課題に追われる毎日が続き、さらにシーズン中は練習や試合もあったため、なかなか自分の時間を持つことが難しかったです。それでもその課題や新しいクラスでの授業を通して、文章を構成する力も論理的に考える力も身につけることができたのでよかったと思います。

春の学期はシーズンではありませんがチームトレーニングやフットサルもありますし、また授業で忙しくなると思います。
この冬休みでは秋学期の疲れをとって、沢山遊びたいと思います。春学期はブリッジとの交流もできると思うのでそれを楽しみに頑張りたいと思います。あとは、来年のシーズン中もっと自分で良い環境を作っていくための準備をしていきたいと思います。
それじゃあみなさんこれからもよろしくお願いしまーす!