Western Illinois 大学 稲葉美紗子 選手 シーズンレポート

girlsoccer2008-01-22

My Last Year of College Soccer in the U.S.


どうも、Western Illinois大学に通うブリッジ初期生のイナこと稲葉です。こんな私もアメリカで最後のシーズンをやり遂げましたぁ!!ちょっとシーズンが終わってから時間が経ってしまったので(すいません、いつまでも書かなくて)、記憶を辿って書きます。
4年目の最後の年の幕開けは前の大学から今までのサッカー人生で一番信頼してきたコーチの移動から始まりました。とてもショッキングな出来事でプレシーズンが始まるときも心の整理がついてなかったりで新しいコーチとも衝突しました。最後の年なのにどうしてこうなっちゃうんだろうって一時はどうでもよくなっちゃたりしていました。そんな時に、チームメイトがすごく励ましてくれて心配してくれて、その時初めて自分がサッカーに集中出来ないのはコーチの移動のせいではなく自分からgive upしてるからだと気付きました。そして何よりもチームメイトが私のことを必要としてくれていることが嬉しくて、自分が諦めていたことがとても恥ずかしかったです。
新しいコーチに新しいフォーメーションに多くの怪我人に誰もが戸惑っていたシーズン当初だったけど、去年の悔しさと2年生以上の子が何をするべきなのかを全員が把握していたのでとてもサッカーに集中出来ました。そして何よりも新しいコーチを迎えたことで、自分達がもっとstep upしなければいけないと言う自覚が生まれたことがたくさんの勝ち星に繋がったのだと思います。とにかく私も自分の目を疑いたくなるぐらい(笑)、チームメイトが真面目にサッカーに取り組んで、目の前の試合を勝つことだけに集中していました。最後は結局去年と同じところで負けてしまったのですが、今となっては勝敗よりも一緒にやって来たチームメイトと共に泣いたり笑ったりした日々が一番の思い出です。個人的にもシーズン途中まではあまりいいplayが出来ず苦しかったのですが、チームメイトやコーチに支えられ諦めずにplayしたことがシーズン終盤に出たと思って嬉しかったし、チームに信頼されていたことを改めて噛み締めました。
最後に、この4年間のアメリカサッカーで私は多くの人と出会い、数えきれないくらいの事を学びました。ここでは書ききれないくらいのことを。大変なことを乗り切った分、多くのものを得ました。サッカーはあくまでもきっかけに過ぎずサッカー以外にも大切なものをたくさん発見して、これからの人生に役立てたいです。いろんな人に支えてもらって今生きていられることに感謝して、何よりも家族の理解があって今の私はいます。感謝の気持ちを忘れずに、そしてこの4年間の生活を忘れることなく日々精進していきたいと思います。