2年目のマチのレポート。留学お疲れさま!

こんにちは。カンザス州にあるHesston Collegeに通っている兼松 万智です。

今年は私にとって二年目のシーズンでした。そしてブリッジからもう一人、日本人プレーヤーのみかが加わりました。
二人でMFをしていたので、メンバー発表の時はいつもコーチに中盤はM&Msと言われていました。今シーズンはホーム戦負けなしで、15勝6敗というHesston College women’s soccer の歴史の中で一番の成績で終わることができました。シーズン最初に怪我をしてしまい、何試合か出場できなくて悔しかったこともありました。しかし、最後の試合の後チーム全員で泣き笑いながら自分たちのことを褒めあった時間は特別な思い出となりました。



実は私は一年間だけの留学で、日本に帰国することを予定していました。なので、本当は五月に日本に帰国し日本の大学に戻るつもりでした。しかし、もう1シーズンHesstonでサッカーをしたいという思いがあり、今シーズンもアメリカでプレーすることができました。もちろん私が留学してアメリカでプレーをできているのは、周りの助けがあり、特に家族のおかげだと思っています。ただ、今回の私の決断を一番助けてくれたのはチームメイトでした。

春休みの間、一週間ほどそのチームメイトの家に滞在させてもらっていたのですがその時に彼女は悩んでいる私に大事なことを教えてくれました。彼女は私が日本に戻るか、アメリカに残るか悩んでいることを聞くとこう言いました。「もちろん、まちが日本に帰ると私はすごくさみしいし私たちのチームはしんどい。けどまちが日本に戻りたいなら戻ればいいと思う。どうしたらいいのかではなくて、まちが幸せになる方を選べばいいんだよ。Which makes you happy?」最後の一言で、私は自分がどうしたいのかではなくどうするべきなのかと、考えてしまっていることに気づきました。 自分が幸せになるための道を選ぶ。そんな基本的なことを、年下のチームメイトから学びました。

チームメイト、学校の友達、先生、ホストファミリー。たくさんの人たちから、たくさんのことを学びました。たくさんの人のおかげで、私は最高の時間を過ごすことができました。日本に帰国したら、アメリカにいたおかげで気づけた自分のやりたいことを、一つずつチャレンジしようと思っています。