まきの感想文です

UCLA(University of California, Los Angeles)のfreshman、梅原万輝です。
夏から練習が始まるからおいでと言われて6月16日に日本を経って早くも半年が経ちました。滞在中はいろいろ悩み事やストレスなどもあったのかもしれませんが、初めてのシーズンが終わった今振り返るとすごい一瞬のことのように感じます。

NCAAのDivision 1のチーム、ましてや全米でも最高峰のレベルにあるPac-12というconferenceに
所属しているUCLAは私の想像を遥かに上回るチームでした。夏のボールを扱えない期間に行われた筋トレや走り込みは、高校で男子の中でやっていてある程度できるだろうと思っていた私の予想は一日目から破壊されました。まず全員足が例外なく速い。

男子とやっていると自分も自然に速くなっていたのですが、それを超える速さ。そして、筋トレ。腕の太さがまず違いました。人生で懸垂なんかちゃんとやったことない自分が、60kgのダンベルを軽々しく持ち上げる人たちに囲まれて筋トレをしたんです。半年やって慣れてはきましたが、そのように驚きの連続で始まった私のアメリカサッカー生活は物凄かったです。選手たちもすごいプロフェッショナルで、キャプテンもコーチに何も言われなくても何かおかし
いと思えば、すぐチームを集めて喝を入れてくれます。もちろんチームメートも同じ目標を持ってる同志なので、文句何一つ言わすすぐ改善しようとする。そんな素晴らしいチームに入れて本当にいい経験になりました。練習は一日2時間ほどで終わる、短いけれど非常に濃いものでした。サッカー人生初めて練習後、精神的にヘトヘトになるという常に頭を使うサッカーをやるチームです。公式戦は今年は一回も出られませんでしたが、シーズン後にあるindividualmeetingではコーチにスピードにさえ慣れれば、チャンスはあると言ってもらえて今は体力・スピード強化中です。

サッカー以外の余談です。正直アメリカに行くにあたって英語力は全く関係ないです。自分はある程度英語はできていたのですが、もともと引っ込み思案であまり自分から話しかけるタイプではないので、最初は人間関係に困りました。でも話しかけるとどんな拙い英語でもちゃんと反応してくれる人はいます。特にコーチ陣はいえば言うほど助けてくれます。英語力よりコミュニケーション能力、積極性の方が何倍も大事だということを身にしみて感じました。そうすれば自然と英語力はついてきます!