すずの感想文です

こんにちは。Iowa州にあるGraceland Universityに通っている佐藤鈴音です。今年のブリッジに参加してもう2度と行くはずのなかった留学を決めました。と、いうのは高校の時に1年間New Zealandに留学をしてて、日本の良さに気がつきました。ところが実際ブリッジに参加してみるとなぜか、「もう1回行きたいなあ。」と 。アメリカのサッカーと日本のサッカーの違いに魅了され、英語をネイティブ並みに話せるようになりたくて、自分自身をもっと磨きたくて、その場で行くことを決めました。

アメリカに来たことはいいものの、現実はあまくなかったです。大学のチームの練習に参加した初日にアメリカ人に小指を踏まれ、人生初の骨折をしました。その頃はプレシーズンだったのでスポーツをする人しか大学におらず、大学があるLamoniという小さな町は静かで寂しかったです。怪我でプレーもできず、人生最大のホームシックにかかりました。(今となっては笑い話ですが、あの頃は辛くて帰りたくて毎日泣いてました。笑)迷惑をかけた方々、あの時は本当にすいませんでした。でもこのおかげでどれだけ周りに自分を応援してくれる人がいるか、そして現地の人の温かさに気がつきました。

小指が治ってきてプレーできるようになったのは1ヶ月以上かかりました。(ちなみに今でも腫れたままです。笑)予想通りのアメリカのサッカー。技術はないのに点は取る。重そうなのに足が速い。フィジカルの鬼です。結局結果なんですよ、アメリカは。どれだけいいパスを出しても、どれだけ人を抜いても、点が取れなければゼロ。これにはだいぶ苦しめられました。自分の強みであったフィジカルが全く通用せず、いいところまでは行くけど点は取れない。試合が終わるたびに自分の出来なさに失望し、切り替えてまた頑張り、、の繰り返しでした。そうもしているうちにプレーオフの2回戦で敗退してシーズンが終わりました。思い出すだけでも悔しいです。でもここで諦めたら何をしに来たのかわからなくってしまうので、このオフシーズンで絶対強くなります。そして来年のシーズンは絶対活躍してやろうと思います。

そして勉強のお話し。とにかく宿題の量に驚きました。そしてそれがエッセイばかり。おかげでライティング力はすごく伸びました。毎日何か課題があって慣れるのに時間がかかりましたが、時間が経つにつれて要領よくこなせるようになりました。Gracelandは本当にいい大学だと思います。各授業ごとにTutorがいて助けてくれるし、エッセイを書くのもしっかり見てくれます。先生もお友達も優しくてたくさん助けてくれるし、たくさん頼りました。ゆっくりですが、確実に英語力は伸びていると信じています。

たくさん書きましたが、このすべての経験ができるのは、架け橋になってくださったみーみさん、かなピーさん。応援してくれる人、現地の方々、そして何よりお父さん、お母さんのおかげだと思っています。ここまで迷惑をかけてごめんなさい。でもせっかくのこの経験、無駄にしないように全力で頑張ります。人間としてたくさん成長したいと思います。