みどりの感想文です

Franklin Pierce University に在学中の大野翠です。
つい先日、1年目の学年が終了しました。思い返すとものすごく内容の詰まった1学年でした。

8月中旬からのプレシーズンに始まり、授業と試合とパーティ続きの秋学期。12月の時点でまるで一年間くらい過ごしたかのような感覚でした。大怪我をする選手が多く、チームの調子も右肩下がりになり、カンファレンスに出場できなかったことが何よりも悔やまれますが、来シーズンに向けての良い経験になりました。春学期からは四年生の寮で自炊をしていたので、みんなを招待して日本食パーティをしたり、インドアサッカーのチームを作って試合に参加したりしてとても充実していました。春学期のトレーニングや練習試合では来シーズンに向けた準備ができました。Franklin Pierceにきて一番の財産は、大切な人たちと出会えたことです。ここの人たちはとても人想いで優しく、困ったときにはいつも助けてもらっていました。また一番仲のいいブラジル人とは、サッカーのこと、将来のこと、家族、友達、様々なことを夜中まで話しました。サッカーのこと、自分のことをよくわかっていて、思いやりがあり、私たちは家族同然です。

また、Franklinにはブリッジからきた沙弥と翔子がいて、渡米前は知り合いではありませんでした。最初、アメリカに来たのに日本語を喋るのかと思いましたが、一番悔しいときに支えてくれたのは二人でした。たくさん笑ってたくさん食べて、出会ってまだ1年経たないのが信じられません。出会えたのが二人で良かったです。来シーズンはチームに日本人一人なので、二人の分まで頑張りたいと思います。何より自分がここにいられるのは、日本の家族と友人があってのことなので、日々そのことを忘れずに精進します。
これからTulsa Spirit FCというセミプロのリーグで夏の間はプレーするので、人と人との出会いを大切に、思いっきりサッカーしたいと思います。