きみこの感想文です

アメリカの4年制大学を無事卒業することができました。
自分は中京大学を2年生終了時に休学し、アメリカの大学に編入したので、こっちでは3年生から始めることができました。アメリカに来て1年半で、アメリカの大学を卒業できた自分が自分でも信じられません。100%自分1人の力ではないし、99%はみんなに助けられての結果。1%は努力かな。本当にたくさんの人に助けられて生きた1年半でした。

語学学校にも行ってない、英語が全くできない自分は、まるで3歳児が大学にポーンっていきなり入る感覚でした。全く何もわからない。喋れない。授業の後にプロフェッサーに個別で "私は理解していない" と話にいっていた初めの頃。日本人の生徒が自分しかいなかったので、プロフェッサーが1番困ってたと思う。今までこんなに誰かの助けが必要になったことはあまりなかったし、ましてやそれが毎日のことで、本当に悔しかった。でもなにより、そんな自分に嫌な顔1つせず助けてくれる、気にかけてくれる、どんな時もキミ!キミ!と声をかけ続けてくれる、チームメイトをはじめとするたくさんの人達の優しさを本当に感じた1年半でした。毎日宿題に追われてた生活も、もおなくなると思うと少し寂しいけど、でも正直もお徹夜で勉強せなあかんことも、エッセイに追われることもないと思うと、肩の荷がおりました。また、サッカーを通して家族ができました。サッカーがあったから、言葉が通じなくても仲間をつくることができた。肌の色の違い、宗教の違い、使う言語の違い、それらの違いが関係なくなり、心が1つになれる唯一の場所はピッチの上でした。サッカーにもほんまに助けてもらったと思います。

あとは、頭は良くないし、ノリと勢いしかないけど、怖いもの知らずの性格に育ててくれた両親にも感謝してます。自分のやりたいことを否定せずいつも背中を押してくれて、支えてくれた両親がいての自分だということも、もちろん忘れてません。
決してペラペラではないし、もっと勉強せなあかんけど、英語しか使えない環境で日常で一人でも生きていけるようになったことは、ここでの成長かな?と思います。なによりも、本当に人によくしてもらったから、今度は自分がみんなに優しい人になりたいと思うし、困ってる人がいたら笑顔で助けれる人になりたいと思います。そんな気持ちにしてくれたのは、アメリカで、アメリカで出会った人達で、ほんまに素敵な人達に出会いました。アメリカが大好きです。

言葉ではあらわしきれないほどの、感情や思い出や思いが今胸のなかにたくさんあるけど、何よりも本当に自分の周りにいてくれた人たちへの感謝が一番大きいです。

おかげさまで2月の頭からハワイで働くことが決まりOPTでいまハワイで暮らしています。また新しい場所でスタートし、最初はメインランドとの差に戸惑いましたが、慣れてきました。自分には帰る場所が日本にもアメリカにもあるので、何も恐れず、お世話になった人達に恩返しできる大人になれるように、また頑張ろうと思います。

いろんな形で自分に携わってくれている全ての人に、"ありがとうございました"。
そしてアメリカにくるチャンスをくれたブリッジのスタッフの方や、しげさん、ブリバードにも本当に感謝しかないです。
サッカーを通して、夢であったアメリカで生活することを実現させれたのは、ブリッジがあってです。本当にありがとうございました。