vs フォーダム大学

世界最高の夜景

朝は、あつことももかが、美味しいベーグル屋さんで買って来てくれたベーグルで始まった。うまかった〜😄。昨夜のミーティングが遅くなったので、11時に集合して、自由の女神、グランドゼロ(2001年9月11日いわゆる911で、アメリカの同時多発テロで爆破されたツインビル、ワールドトレードセンターの跡地)に。今は、新しいワールドトレードセンターもできていて、テロの会った場所には、犠牲者を悼み、平和の象徴としてメモリアルパークもできています。考えてみれば今から、12年前。今回のブリッジメンバーは、15歳から21歳と若く、小さくてあまり記憶にないと聞いて、かなPは自分の年齢を改めて実感。しかし、この911を知ることで、改めて、平和のありがたさを皆で噛み締めなくてはなりません。
自由の女神Statue of Liberty のあるLiberty Island には、ハリケーンの影響で今は船が出ておらず、近くの島行きのフェリーに乗って、ちょっと遠目から仰ぎ見る。 
 自由の女神に行かなかったメンバーたちは、船長率いるリッチな5th Avenueでお買い物する者、MOMA現代美術館に行く者、それぞれを堪能。ただし、起きたら1時で誰もいなかった奴らも、、、ターツー、なつみ、あやかの国士取り残され組。11時に起きて女神に行くつもりだったらしい。悔しいから、地下鉄に乗ってダウンタウンに下がった。そろそろだろうと駅で降りて、"SOHO?" "??" "Soho?"と周りのアメリカ人に聞いたが、女神は見えず。3時までにホテルに帰ってこないと行けなかったので、YAKISOBAらしきものを買って、戻って来た。その前は、地下鉄にも乗れなかったから、一つ進歩。
 一度ホテルに戻って再集合。今回初対戦となるFohdam Universityeへ。地下鉄でBronxへ。黒人が多く、雰囲気があまりよくない中、校門をくぐると別世界。リッチな私学という感じ。監督はNINOの友達のアルメニア人Ness監督。18:15キックオフ。45分3本ということで、両足首腰負傷でプレーできないクルミを除いた26名を3本すべて入れ替えで臨む。一人45分計算で、その1本に全力で臨めと伝える。相手は、昨日のHofstraより大きくて、アップを見る限りうまい。
1本目:GK:トッキー、DF:あずさ、たまき、さや、みな、MF:たか、くら、たかち、あやの(あやのが左利きだということを知らずに右にしたので、すぐにたかとサイド交換)、FW:なつみ、ピーチ。Fohdamは、ほとんどが170cm近く、一番大きいMFの8番なんて悠に180は超えている。その上に、足元もしっかりしている。うちのディフェンス陣、特にセンターのたまきさんの動きがヤバい。ボールを蹴ろうとしてスカって通り過ぎてるし、なんだかポジショニングもおかしい。大丈夫か???昨日目立っていたMF倉谷もいるのかいないのかわからない。まあ、向こうサイドの副審も全然ラインについておらず、明らかなオフサイドもとらず、かなりヤバかったけど、ま、こちらの日本人はもっとパニック。そんなこんなで、5分失点。0−1。たまきさん上がって、もう一人のセンターバックさやさん一人しかいない相手FWについてって、オフサイドとれず、GK元バレーボーラー、トッキーの健闘むなしく、、。そのすぐ後、あずさが真ん中に引き出されて、うちの右サイド突破され、逆に展開され、左からのクロス、トッキーさわるが、ボールはサイドネットを揺らす。また失点6分で、0−2。いやあ、何点入るんだろう、、。その後、1対1の大ピンチをセーブしたトッキー。そのまま、ボールもって、前へ前へ。あれっ?それ前すぎないか?ピーッと笛の音。ペナルティエリアから見事に出ていて、ハンド。直接FK。しかし、それは、相手もゴールならず。うちも攻撃してない訳ではない。くら、たかちがミドルからシュート。上がりは悪くない。ただ、うちのミッドフィールダー戻ってこない。ディフェンスしない。右DFのあずが、センターバックに呼ばれて真ん中に寄っているから、右MFのたかは、引きずられ気味。他のMFは、前に。。ディフェンスラインは、怖くて引き気味。そりゃあ、やられるわ。相手は、うちらが1対1だったら、かなわない相手。20分、32分、33分、36分、失点。0−6。万事休す。疲れきったファーストイレブン。ハーフタイム。話した話した。ファーストイレブンは次のメンバーに伝えるしかない。自然と輪ができた。行けるかもしれない、、。
セカンドイレブン:GKなぎ、DFさとみ、あやか、みこ、しま、MFふたば、しょーこ、ターツー、ももか、FWりな、トッキー。2本目、動きが変わった。皆、しっかり連動して相手を追う。最初のシュートは、ターツーのミドル。もちろん攻められるが、プレッシャーがいいのか、ラッキーなのか、ボールはすれすれ枠の外。ハーフの守備も徹底している。最終ラインもしっかりと統一。昨日ダメダメだったセンターバック二人、みことあやかが冴える。左サイドの高校生コンビ、さとみ、双葉も相手を追い込み、切り替えも早い。GKなぎもゲームの流れを見て、つなぐ、蹴る。そして、20分、守備からの素早い切り替えで、モモカからしょーこ、絶妙なタイミングで走り出したリナに、しょーこからの優しいパス。前も向いたリナに怖いものはない、GKが飛び出して倒れるのを冷静に見て、逆サイドのネットに冷静にボールを蹴りだす。ゴーーーーーーーーーール!!1−0!!!試合は、そのままブリッジペース。相手に攻められても、守備の連携で守り通す。特に、男嫌いという噂のミコの守備は光っていた。NY Magic監督NINOは大絶賛。試合終了1−0!勝った。
サードイレブン:GKたか、DFさとみ、そが、みこ、みな、MFとも、ターツー、かお、FWなぎ、まりこ。2本目の流れをくんでいいペース。よせも早く、皆連動している。特にミコの守備は光っている。いい場面もいくつか。向こうは15−6人のメンバーで45分3本やっているので、疲れているはずなのだが、こちらの方がバテるのが早く、明らかに寄せが遅くなる。34分、うちの左サイドにスルーパスを通され0−1。その直後の4分、また同じようなパターンで失点2。ゼロで抑えたかったなあ〜。1本目があったからこその2本目、3本目。0−6、1−0、0−2、合計1−8だけど、スコアには見えない得るものはあった。
地下鉄でホテルに戻る。今晩で最後のみなとハルナが挨拶。みなは、「前にブリッジに来たときに、かなり落ち込んだ。いろんな面で衝撃を受けて、自分の人生が変わった。今の自分を確認したくて、もう一度来た」社会人なので、1週間しか休みが取れない中、来てくれた。国士連中にいきなり「船長」と名付けられ、なぜか慕われた。買い物にも従えて、いいボスになっていた。また来てね。ハルナは春には日本に戻ってくる。お手伝いありがとう。
その後、行きたい人だけで、エンパイアステートビルの夜景を見に行く。ホテルを出たのが11時頃。その前に腹ごしらえということで、力(りき)という日本食やさんへ。やはり日本人は日本食だね。餃子、肉じゃが、ほっけの開きなど、好きなもの頼んで、堪能。お腹も満足して、タクシーでエンパイアステートビルに着いたのが1時半。2時までのオープンで、さすがにいつも混んでいるビルもオールスルー。エレベーターの係のおじさんに「今まで何やってたんだ.遅すぎる。あと30分しかないぞ」なんて冗談半分に言われる。25ドル払って86階へ。エレベーターを下りるとニューヨークの夜景が広がっている。外のデッキに出ると、寒いのも忘れてため息。皆大感動。ふー。くらにいたっては、「愛してる」「ここで愛してるって言われたい!」「もう一度絶対来る!」と勝手な誓いをしていた。
ホテルに戻ったのが2時過ぎ。まだ終わりではない。バケーションでNYにいたヒカリが、ハルナ、みな、ももかと飲もうと私とかなえの部屋でお待ちかね。エンパイヤに行ったハルナの同級生たまき、あやも合流。そこから酒宴が始まった。そこに、最後に船長に会おうと飛び込んで来た国士5人組。なんだか知らないけど、あやかの土浦の祭りのキツネ踊りの披露が始まり(これが本当にうまいんだ)、ハルナが出し物にいないから、3年前の「会いたかった」ブラジリアンバージョンを伝授しないといけないということになり、準備が始まった。はるな、あやか、そが、ターツー、まい、なつみ、たまきが、他の部屋で準備。登場したときには、奴らの部屋にいたタカも巻き込まれて、ブラジリアン。笑いすぎておなかが痛い。ベッドに置いてあったかなえのニット帽をかぶったソガが、「Hi! Call me KanaP!」とかなえの真似。それがまたつぼに入る。マンマミーアや再び土浦キツネ踊りなども入り交じり。なんだか分からなくなる。ニューヨークの最後の夜(朝?)は大笑いで明けていった。グループ名は「コールミーかなピー」で決まり。