兼松春奈 (留学1年目)

Graceland Universityに今年の8月から留学している兼松春奈です。

アメリカでの初めてのサッカーシーズンはあっというまに終わってしまいました。私の大学は今年のシーズンの成績はとても良く、リーグ中は負けが二度あっただけでした。地区でも優勝することができ、NAIAの全国大会にも出場することができました。一回戦はホームであり、勝ってアラバマへ行きたかったのですが、惜しくも負けてしまいました。私自身としては英語が聞き取れないため、監督やコーチ、チームメイトが何を言っているのか最初はまったくわかりませんでした。本当に練習の内容も理解できていないことが多く、自分がどこに動けばよいのか、パスをどこに送ればよいのか見様見まねでおこなうしかありませんでした。また体負けしてしまうことが多く、悔しい思いでいっぱいでした。しかし何度も練習し、体を鍛えることによってなんとなくコツをつかむことはできました。監督やコーチ、チームメイトそしてチームをサポートしてくださる方々は本当に優しくて私はいつも助けてもらっていました。

 授業のほうは日本の大学で教育学を専攻していたため、そのまま同じ教育学を学びました。秋学期が始まった当時はまったく内容が聞き取れず、授業で何をしているのか、次の授業に向けての課題はなにか、授業後に教授に何度も聞きに行っていました。また週に三回チューターと呼ばれる私の家庭教師が課題を手伝ってくれたのでなんとかすべて提出することができました。学期の終わりごろになるとなんとなく授業も聞き取れるようになり、日本の教育学とアメリカの教育学を比較する楽しさも覚えました。英語のクラスは週に三回ありましたが、他のインターナショナルの学生は英語ができるのになぜこんなにも自分はできないのかと悩んだことが何度もありました。自分の英語の能力の低さを何度も痛感しました。それでも少しずつ聞き取れるようになり、なんとなく話せるようになったので良かったです。

私はアメリカに来て本当にいろんな人に支えられているということを感じました。ブリッジのみーみやかなピーをはじめ、両親、友達などみんなが私をサポートしてくれて私が成り立っているのだと思いました。本当に感謝しています。1月はwinter termの授業を取るので7日から学校が始まります。寮のフロントのバイトも採用してもらえたのでサッカー、勉強、私生活アメリカで頑張ります。