FPU 第2シーズン

 Franklin Pierce University に留学して2年目のシーズンを無事に終えることができました。

 サッカーに関しては、チーム全体としては、結果が出なく苦労したシーズンでした。私の大学はDivision2の中では強いと言われている大学のため、通常ならばレギュラーシーズンは勝って当たり前、ナショナルトーナメントのベスト4争いに残るかどうかという大学なのですが、今年はレギュラーシーズンからなかなかチームパフォーマンスが安定せず、立て続けに負け、選手みんなも自信を失い、ナショナルトーナメントにすら進出ならずという、非常に苦しいシーズンでした。そんな中、チームのキャプテン達がこの状況を何とか打開しようと、ミーティングを催したり、モチベーショングッズをみんなで作ったり。アシスタントコーチが毎試合前に「今日の一言」をホワイトボードに書き出して、みんなで気持ちを一つにしたり。と、チームビルディングの部分で様々な工夫を見ることができました。個人的にはそのチームビルディングの工夫がとても勉強になりました。日本で見てきたこと、やってきたこととは少し違う、アメリカならでは?のモチベーションアップの考え方や表現の仕方がとても新鮮でした。結果は思ったようにはでなく、4年生達は大変悔しい想いもしたと思いますが、最後まであきらめず、何とか状況を打開しようと頑張る4年生の姿を見て、チーム全体の雰囲気も少しずつ前向きになっていくのを感じました。

 勉強の方で一番大変だった授業はCollege Writing という授業です。毎週、記事や論文を読み、それに従い大学レベルのESSAYを書いていくという授業でした。今学期が始まる前から、この授業はチャレンジになるということは分かっていたのですが、いざやってみると、宿題と授業に追いつくのが本当に大変でした。ですが、間違いなく沢山読み、書いたことにより、確実に読み書きの能力はあがったと自分でも実感できているので、頑張って良かったと今なら思えます。英語のレベルアップに近道はないと実感しました。量をこなすこと。これしか上達する術はないので、引き続き積み上げて行きたいと思うことができました。

 

野口亜弥(留学2年目)
Franklin Pierce University