初試合。ぼこぼこ。

キャプテンやまペナント交換

今日は、初ゲーム。電車とバスを乗りついて、ロングアイランドのHofstra Universityへ。今回のツアーは、東北関東大地震の犠牲者への方への哀悼を示し、試合前に全員で黙祷をする。センターサークルで、全員が手をつないでA Minute of Silence. 神聖な気持ちになる。足に黒リボンをつけて試合をします。観客の方には募金もお願いした。
 NCAADivsion1でこの地域では強豪校のHofstra Universityとは、いつも初戦でこてんぱんにされる。今回は、数を持って剛を制す?と試合に臨む。スタメンは、GKしょーこ、DFなつき、るい、ゆか、あつこ、MFひろみ、やま、あい、たかち、FWなみ、まーこ。昨日のミニゲームで前線からのプレッシャーに勢いのあった和歌山大のあんなは、残念ながら肉離れ気味で本日は見学。このメンバーが会って二日目、どんなプレーをするかもわからない中、「チームメイトを敵にしない」を合言葉に、キャプテンやまのかけ声でまとまって、キックオフ。相手の選手は、皆大柄。ボールを持ちながらいつものペースでいると、大体取られる。その上、前出せなくて、質の悪い横パスを出しちゃうもんだから、そのままカウンター。相手は、足の速いフォワードに向かって、簡単にボールを裏に出す。よーいドン!では、簡単に振り向かれて1−2馬身(失礼「人」でした)ほど裕に離される。天下の日体ディフェンス陣もあたふた。7分、コーナーキックから、ヘディングで先制される。その後、裏に走り込まれて、20分、28分、31分と連続失点。0−4でハーフタイム終了。時差ぼけで体が動かないとはいえ、結局いつも通り。数が多いからいいわけではなかった。後半気を入れ直すために、GKしょーこ、DFなみ、あやき、あかね、ひろみ、MFゆうみ、しの、まき、たかち、FWさき、とーまと総入れ替え。相手の疲れもあるとはいえ、自分たちで持ちながら、相手陣地で攻めることができた。しかし、後半15分、まきがボールを持ちすぎたところをとられて、そのままカウンター。失点。5点目。後半終盤に数本シュートはあったが、0−5。いつもと同じ幕開け「アメリカ人、なんか強い」数が多けりゃ強いってもんじゃない。
 17:30から2試合目。Queens University.スタメンは、GKれーこ、DFちっぱ、ひろ、まお、はるな、MFみさき、りか、ロコ、みゅう、FWあやか、まる。Hofstraより明らかに、力が劣る相手。パスも雑、ボールコントロールも今一歩。しかし、ブリッジチームもなかなかボールが落ち着かなくて、ぐちゃぐちゃ。お団子サッカーのようだった。そんなことしているうちに、14分失点。ディフェンスがさぼりだしたので、センターもまおを出して、トップのあやかをセンターバックに。そしたら、そのあやかがゴール前でパスを出そうと迷っていると、かっさらわれて、置き去りにされて、41分2点目の失点。そして立て続けに3点目をお見舞いされる。この辺から、あやかは精神の支障を来していたらしい。43分頃「おばばさん、だめっぽいです」とピッチ内からSOSの声。慌てて、一度出ていたりかを入れる。あやかは過呼吸リタイア。
 気を取り直して後半、GKれーこ、DFちっぴ、さく、りか、はるな、MFはじ、純子、ロコ、ぐり、FWなつみ、はづき。ばたばた感は否めなかったけど、シュートチャンスもあった。しかし、21分4点目の失点。0−4。試合終了。仲良く両チームともこてんぱんにやられました。慣れもあります。その証拠に、ブリッジ2010のメンバー、はるな、ひろは、昨年はへろへろだったのに、十分対処してました。さて、お土産交換の後は、恒例のフォトセッション。チームがミックスして、集合写真。おかげさまで募金は112ドル。震災への関心の深さを改めて感じました。
 これで終わらないのがブリッジ。ちっぱがふらふらして立てなくなる。来日する数日前にも同じように、駅のホームで倒れたらしい。薬も飲んだが、震えも止まらない。マッサージセラピストのまきちゃんはじめ、皆で体をさするが、症状は収まらない。結局Ambulance救急車を呼ぶ。まきとひかりが付き添いで病院へ。
 Penn Stationに10時前に到着。すると今度は、あやかがお腹が痛くて倒れ込んでいる。吐き気もするという。なんとか、途中で下剤を買って、タクシーで帰宅。
 お腹のすいていた12名は、韓国料理屋へ。ちぢみやビビンバを食べて帰る。帰るとひろが、呆然。電車で財布を落としてしまったようだ。
 ちっぱは結局大事を取って1日入院。まきとひかりがホテルに戻ってきたのは、1時半すぎでした。ありがとう。