2年目のMagical Moment

留学2年目を迎えました野口亜弥です。学校が夏休みに入る3か月間、今年もセミプロフェッショナルリーグ(W-League)のNew York Magicでプレーさせていただきました。
 2年目となる今年は去年とは違う難しさを味わいました。なかなか自分自身のプレーが安定せず、チームに迷惑をかけてしまいましたが、最後まで信頼して試合に使ってくれた、監督、コーチの指導者としての器の大きさにいろいろ学ぶことが多い3か月間でした。
W-Leagueは3か月というとても短い時間でチームを作って試合をこなしていかなければならないという難しさがあります。いかに早くチームメイトのプレーを把握し、自分自身を効果的に表現し、チームとしてプレーしていくかというのが重要な鍵になります。マジックのコーチ陣は選手の特徴をよく理解し、的確な場所に選手を起用することが大変上手く勉強になります。さまざまな国でのプレー経験を持ち、豊富な指導経験からサッカーを深く理解しているコーチ陣の発言は常に新しい発見の連続です。素晴らしい指導者に出会いサッカーを学べるこの夏の期間が私にとって大好きな期間の一つになっています。
 すべてが初めてであった昨年とは違い、余裕を持ってまわりを見ることができました。コミュニケーションも昨年よりはスムーズに取れたので、チームメイトともより親密な関係になれたと思います。メンバー的にはプレーオフ進出を狙えるだけの実力はチームに合ったと思うのですが、達成できなかったのが本当に残念です。しかし、私自身、自分のプレースタイルを再確認し、やらなければならない課題も明白になったので、悔しいながらも良いシーズンが送れたと思っています。来年はぜひ結果につなげていきたいです。

New York Magic HP