Western United U-17 シーズン終了

girlsoccer2006-06-22

Western United U-17 シーズン終了:ブリッジ2006ツアーチームが、ツアー中に対戦したことでもおなじみの、Western United U-17 (WU U17)のシーズンが終了しました。このチームは、かなピーがヘッドコーチとしてコーチを務めるチームで、いろいろ勉強になったヘッドコーチ初シーズンでした。大学でアシスタントコーチをしているけれど、アシスタントコーチとヘッドコーチの仕事の差も十分思い知らされました。ユースのこの年代をコーチしたのは初めてで、大学生とはまた違った環境に学ぶことも多し。アメリカでは、大学に入る時にスポーツでもらう奨学金の制度がしっかりしているので、高校生のスポーツと大学選びが深く関わっているのです。(時には入学の合否も左右する??!!)高校生のトーナメントには多くの大学コーチたちが足を運び選手探しをします。逆に高校生たちも自分のプレーを志望校のコーチに見てもらい、奨学金等の交渉をします。選手の親たちも大学入学+大学でもらえる奨学金がかかっているので必死。ということで、ユースのこの年代をコーチするということは、コーチをするだけでなくさまざまなことが関わってくるのでした。
といっても私のコーチするWU U17の選手たちは、本当に本当にいい子ばかりで、親たちも理解が良く、ラッキーだったなと思います。中には1,2人プレー時間や選手起用やチームへのコミットメント等でもめた選手もいたけどねーー(正直)。最終的にチームは、州大会で負けてしまったのだけど、登録選手が少ない中、一人一人が良くがんばったって思う。
アメリカでコーチをやっていて(特にヘッドコーチをやっていると)感じることは、コミュニケーション能力がいかに大事かということ。指導する時は、いつも話をしている英語ではなくて、特に私にとって英語は母国語ではなく、アジア人のなまりがあるから、分かりやすくゆっくり話をする必要があるし(まー、みんな知っていると思うけどかなピーは日本語も英語も早口です。。)、言わなくても分かるだろうではなくて、一つ一つ確かめていく必要があって、そして一番大事だと感じたことは、一人一人(特にこの年代は)サッカーしている目的がちがくて、それぞれのモチベーションも異なる要素から来ているということ。だから、本当に一人一人を大事に理解していくためのコミュニケーション能力が大切だと学んだかなぴーでした。
こういったコーチングを経験していると、選手としてもまたひとまわり大きくなれると、こういう経験をする場を与えてくれている人たちに感謝するかなピーでした。