Western Illinois University イナバ選手 シーズン報告

girlsoccer2006-11-11

Western Illinois University イナバ選手(ブリッジ選手紹介で渡米!) 2006年大学サッカーシーズン報告:
最近結成された”チームブリッジin America”の選手達が、2006年各自の大学サッカーシーズンを振り返ります。まず、トップを切ってレポートを書いてくれたのは、前回のツアー中”バウワー”のニックネームで人気者(???)だったウエスタンイリノイ大学のイナバ!!
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2006年、Western Illinois University
Junior 稲葉三紗子

シーズン報告

あっという間に終わってしまいました。Division 1での初めてのシーズン。先セメからtransferしたこともあって、チームにも大学にも慣れていたのでサッカーに集中することが出来ました。NAIAとDiv.1の違いをたくさん経験させてもらいました。チームメイトも前のチームより上手いし、対戦相手も強いところばかりで毎試合がとてもcompetitiveでした。前の大学ではあまり負ける経験をしていなかったので、このチームで負けることを経験して、そこからいろいろと学びました。まだ若いチームで試合をするごとにチームがチームとして機能していくのが目に見えて、とても嬉しかったです。チームメイトもコーチもみんな信頼出来るのでサッカーを楽しく思う存分にやっています。成績は納得いかず悔しい形で幕を閉じることとなってしまいましたが、来年に向けて頑張れる要因になりそうです。個人としては、Player of the WeekとかAll Conference First Teamだの、賞をもらえて、少しはチームに貢献できたのかなと思います。でもまだまだ反省することもいっぱいあるし、来年はもっといいplayが出来てチームが勝てるように頑張りたいです。
アメリカに来てもう3年目のシーズンが終わってしまいました。本当に時間が経つのは早いです。でも自分がやりたかったサッカーがここアメリカにはあります。信頼出来るコーチとチームメイトの下で思う存分ボールを蹴っています。もちろん大学とサッカーの両立は大変です。アメリカ人でも苦労しているぐらいだから。1年目なんて英語が全くしゃべれず毎日がギャグのようでした。でも日本では経験出来ないことをたくさんしています。サッカーをする環境はとても整っています。そしてなんと言ってもチームメイト!!シーズン中は特にほとんどの時間を共に過ごすため、いつしか大切な仲間になっています。こんな日本人でも心の底から心配してくれたり、一緒に笑ったり、とにかく楽しいです。国籍や
人種なんて関係ないっ!サッカーだけじゃなくていろんな思い出が出来ました。
大変なことよりそれ以上に楽しいことが多いからこそ頑張れます。
そんなわけでアメリカサッカー万歳!! 

稲葉三紗子