学長賞を取ったみきの感想文です!

春学期の感想文に加えて、もう少しだけ書かせてもらう機会をもらいました、阿部実希です。
私は、先週で夏の授業が終わり、やっと正式にEssex County College の全課程を終え、卒業することができました。今振り返るとこの2年間は早かったけど、とても大変で道のりの長い学生生活でした。初めに空港まで監督に迎えに来てもらったときは、Hello と自分の名前しか言えず、聞き取ることも0に近いレベルだったので、アメリカに一人で来た怖さを痛感するばかりでした。しかし、「英語を話せるようになる!」との覚悟で来たので、引き下がることはできないことも同時に分かっていました。サッカーでも、伝えたいことをチームメイトに伝えられないもどかしさを抱えたまま1シーズン目があっという間に終わってしまいました。しかし、2シーズン目は自分の意見を言えるようになり、チームにも馴染めました。私はDFでプレーをしていましたが、裏に抜ける私のパスを気に入ってくれていた足の速いFWがいて、そのコンビネーションで試合が動いた時はとても楽しかったです。学校の授業でも、2年間課題は全て出したし、中間・期末テストもできることは全てやりました。もちろん、自分で努力もしたけど、それ以上にたくさんの友だちに助けてもらいました。そんなみんながいたから、母国語でない英語の国アメリカで短大を卒業できたのだと実感しています。
卒業少し前には、卒業生に向けて各学部や部署からの表彰があり、その中で私はなんと学長賞に選ばれました。学業成績と女子サッカー部の2年連続リーグ優勝に貢献したことが選ばれた理由だと聞き、その知らせを受けたときにはとても驚いたけど、今まで諦めずやってきてよかったと思えました。この2年間アメリカで学んだことは、「やる前から不可能だと思わないこと。」自分が望み、実践を続けていれば必ず道は開けると、そんな大切なことを教えてくれた多文化のNew Jerseyが大好きです。この州を離れるのは寂しいけど、次の編入先での新たな出会いにワクワクしています。みーみさん、かなPさん、とても貴重な経験をさせてくれてありがとうございます。これからも頑張ります!

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