みどりの感想文です

Franklin Pierce University 2シーズン目の大野翠です。

今期はチームに日本人が1人と、昨年とまた違った環境で2シーズン目を過ごしました。昨年とは違う新しいバイトも学内で始め、慣れた2年目ですが、また難しいことも多い年でした。アルバイトはコミュニティアシスタントと言って、生徒の助けになることをする仕事で、主に夜に見回りやイベントを行なっていました。学校内で1番賃金が高いという理由で選びました。

8月のプレシーズンの2部練習に加えてアルバイトのトレーニングがあったので、授業が始まるまでとても忙しく過ごしていました。アルバイトの関係上あまりパーティにも行かず、自分のペースで過ごそうと割り切りました。チームとしてはシーズン中盤で、取るべき星を落としてしまったので、成績もなかなか上がりませんでした。個人的にはプレシーズン中に準備不足による軽い怪我をしてしまい、開幕戦スタメンを逃しましたが、それ以降運良くほぼスタメンフル出場で使ってもらいました。シーズン終盤には気合でアメリカ初得点を奪うことが出来ました。2年目ということもあってか、監督とのコミュニケーションは良くなり昨年と比べチームメイトとの意思疎通も容易になりました。

しかしやはり私が大変な時に、べらべら愚痴を言っていた2人が居なくなって、寂しさを感じることも多かったです。日常生活や授業、チーム練習の中で聞こえる英語も、9割型わかるようになりました。おかげでチームメイト同士の悪口も聞こえるようになり、アメリカ人も意外とねちっこいところがあるんだなと思いました。私はそういうのは面倒なので、マイペースに過ごしていました。しかしチームの中に溶け込むには、こうしたい!という伝える力だと思いました。私はなかなかそういう力に欠けるので、改善していきたいです。今回とった授業も専門的な事が多く、苦手なプレゼンテーションが多い授業もたくさんあったので苦労しました。学期の途中に、1つ単位を落とそうと真剣に考えましたが、最後まであきらめずに伝え続けてくれたプロフェッサーに感謝です。

また休みを利用して、ブリッジツアーを通して出逢えた仲間たちに会えたのでとても楽しかったです。ブラジル人チームメイトに、何でそんなに仲間がいるんだ?!と言われ、恵まれているなと思いました。フランクリンピアス大学は自然がたくさんあるので、天然マイナスイオンに毎日癒されていました。アメリカに来て1番変わったのは、日本人として誇りを持てたことだと思います。渡米初の帰国になりますが、自分がこんなに日本のことを恋しく思うと想像していませんでした。また日本に帰ったら、アメリカが恋しくなると思いますが。アメリカで得た経験を、日本の地で生かしたいです。
アメリカ留学に関わっていただいた、支えていただいた全ての方々に感謝します。