Lindsey Wilson College卒業

2011年の夏からLindsey Wilson Collegeに留学し、今年2015年の1月に全課程を終え、卒業しました。3年半のアメリカでの大学生活を簡潔に振り返ることは困難です。多くの喜怒哀楽で溢れかえった日々でした。
チームメイトととても仲良くなり、学校がものすごく田舎にある分、学校とサッカー以外そんなにすることも無く、毎日みんなで家族みたいに一緒に過ごすことが大学での日常でした。想像に浮かぶようなアメリカのカレッジライフとはかけ離れていたかもしれないけど、その分サッカーと勉強に集中でき、またみんなとのコミュニケーションを十分にとることができました。

文化、言語、表現の仕方などなど、「違い」を感じることも確かにありましたが、それ以上に留学を通して学んだことは、「同じ」であるということです。
例え、全く違う国に生まれ全く違う文化の中で違う言語を使って生きてきても、それでも私たちはみんな「人」であって、多くのことを共有しています。同じようなことで笑い、理不尽について同じように怒って、一緒の映画をみて感動し、悔しい時や悲しい時は一緒に泣きました。
逆に、違いを発見できた時に如何にそれが小さい違いであって、自分の文化で主張されがちなことに執着せずに順応できるかが、新しい環境になじむ上でとても大切なことなのかなって思います。
世界はとても広いけど、人としての違いや差はほとんど無く、みんなただの「人」であるということに気づかせてもらえました。

この留学4年間が楽しいことばかりだったわけではないです。楽しいこと、辛いこと、きっと半々くらいです。けど、それってどこにいてもそうだと思います。日本にいても、楽しいことも辛いこともきっとあって、また違う経験を詰める4年間を過ごしていたはずです。それでも、私は思い切って高校卒業後にアメリカでの大学入学という選択をして本当に良かったです。

大学受験もせず、ただアメリカに行くという目標だけたてて高校を卒業し、こうやって留学してしかも大学卒業できたのも全てブリッジのおかげです。サッカーでもとても充実した日々を送ることができ、2回もタイトルを取る経験も積むことができて、ただただ恵まれているなと思うばかりです。心の底から本当にブリッジに感謝しています。みーみさん、かなピーさん、ありがとうございました。

大学は卒業しましたが、これからもブリッジファミリーの一員として恩を返せるよう、この経験を還元して色んな面で活躍していきたいです。